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         たくさんの会社でTOEICのスコアを求めるようになってきました。グローバル社会においてTOEICの価値は高まりつつあります。

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TOEICに関する悩み◆一覧


(3) リーディングが一番好きなのにスコアが悪い


 悩み/相談

私は英語のリーディングが最も好きで、TOEIC対策にももっぱらリーディングに時間を割いてきました。
しかし、実際のTOEICのスコアは、リーディングが最も悪く、いつも時間が足りません。


 アドバイス・コメント

日本人は、比較的リーディングが得意です。
これは、英語の授業や受験勉強などで、英語を読む時間が多いからでしょう。
また多くの日本人が、文法を得意としていて、これも文法の知識や問題と、多くの時間をかけているからだと思います。

しかしTOEICやTOEFLなど実践英語力を計るテストにおけるリーディングは、学校でならう読解力とは別世界です。
理由は、あるレベル以上のスピードを求められるのです。
英文を後ろからたどりながら理解していく「返り読み」や「訳読」に慣れている日本人は、要求されるスピードにはとうていついていけません。

まだ「返り読み」「訳読」が体に染みついている人は、まずそれを払拭しなければなりません。
リーディングにおける理解スピードを上げるために必要なことは、まず「英文を頭から理解」する、そして「英語をブロックで理解」するです。
この二つ力を身につけるために必要なトレーニングは、基本的に多読です。

私もそうでしたが、「英文を頭から理解」するのはそう簡単ではありません。
そういう人にうってつけなのが、英語学習者用にレベル分けされた洋書です。
これは、GR(=Graded Readers)と呼ばれ、代表的なものにペンギンリーダースとオックスフォードがあります。
これらは、レベルを6段階程度に分け、レベルごとに使用単語数を制限し、英語表現の難易度も変えてあります。

このGRのうち、「自分では少し物足りないかな?」と思えるくらいのレベルの読み物を使い、多読学習をします。
レベルが低いと返り読みをしなくても、ドンドン前に読み進むことができるようになります。
こうして、1日に触れる英語の量を増やしていくことで、英語をフレーズ単位や文章単位で理解することもできるようになっていきます。

このトレーニングを続けると、問題文や選択枝を理解する時間も短縮され、TOEICのリーディング以外のスコアもアップします。

レベル分けした洋書について、当サイトで解説しています。 → 語彙数を制限した洋書 (新しいウインドウが開きます)


       


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